単価コンパス

SES単価相場と手取り早見表【2026年版】言語・経験年数・マージン率別

SESエンジニアの客先単価相場を、プログラミング言語(Java・Python・Go・TypeScript等)・インフラスキル(AWS・Azure等)・経験年数(1-2年/3-4年/5年〜)別にグラフで解説します。 客先単価はエンジニアの手取りではなく、ここから還元率(業界平均60%前後、SES会社のマージン率は業界全体で30〜40%が一般的)に応じた金額が給料として支払われます。

本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。単価データは公表情報を基に編集部が独自に集計したもので、実際の単価・案件条件は各サービス・エージェントでご確認ください。

自分の単価・還元率はいくら?

月給を入れるだけで、客先単価の推定と還元率(マージン率)の目安が出ます。単価がわかっていれば実際の還元率も計算できます。

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プログラミング言語別の単価相場

経験年数ごとの客先単価の目安です。Heyday「SES単価相場2026」およびドライブライン「エンジニア単価相場2025」の集計値をベースにしています。データソース

Java

1-2年
45万
3-4年
60万
5年+
75万

PHP

1-2年
40万
3-4年
55万
5年+
68万

Python

1-2年
48万
3-4年
65万
5年+
82万

JavaScript

1-2年
43万
3-4年
58万
5年+
72万

TypeScript

1-2年
48万
3-4年
65万
5年+
80万

Go

1-2年
55万
3-4年
72万
5年+
90万

Ruby

1-2年
43万
3-4年
58万
5年+
72万

C#/.NET

1-2年
45万
3-4年
60万
5年+
75万

ポイント:Go・Rust・Scala等の希少言語は中堅で75〜85万円帯と高単価傾向。 PythonはAI/ML領域で60〜90万円帯、上位は100万円超の集計事例もあります。

PR上の数値は複数メディアの集計値です。自分の言語・経験年数がいま実際にいくらで募集されているかは、エンジニアルームの公開案件で登録前でも確認できます(無料)。

インフラ・クラウド系スキルの単価レンジ

クラウドやコンテナ技術を持つエンジニアは高単価帯に位置します。レンジ(経験3年〜7年以上)を示しています。

AWS
60〜90万
GCP
60〜88万
Azure
58〜85万
Docker/K8s
60〜90万
CI/CD
55〜80万
セキュリティ
65〜95万

ポイント:セキュリティ分野は人材不足が深刻で、平均70万円台後半、上位案件では200万円超の事例も。 クラウド認定(AWS/GCP/Azure Professional級)保有でプラス十数万円の上乗せ事例があります。

経験年数と単価の成長カーブ

経験年数が増えるほど客先単価は上がりますが、伸び方は一律ではありません。 上流工程やマネジメント経験の有無で差がつきます。こちらもエンジニアの手取りではなく、クライアントがSES企業に支払う単価の目安です。 (複数エージェント記事で1-3年=40-60万/3-5年=60-80万/5年以上=80万+のボリュームゾーンが共通)

未経験〜1年35〜45万円

基本的なコーディングができるレベル。テスターやプログラマーとしてのアサインが多い。

2〜3年45〜60万円

一人称で開発ができるレベル。設計〜実装を任されることが増える。

3〜5年55〜75万円

チームリーダーやサブリーダー。技術選定やレビューも担当。

5〜7年65〜85万円

アーキテクチャ設計や技術戦略に関与。複数プロジェクトの経験。

8年以上80〜100万円+

PMO・テックリード・アーキテクト。上流工程から一気通貫で対応。

単価アップに効くスキルの掛け合わせ

単一スキルよりも、スキルの掛け合わせで単価は大きく変わります。

Java+AWS + CI/CD
単体
60万
掛け合わせ
80万
+20万
PHP+Laravel + Vue.js
単体
50万
掛け合わせ
68万
+18万
Python+データ分析 + ML
単体
60万
掛け合わせ
85万
+25万
インフラ+セキュリティ + 設計
単体
65万
掛け合わせ
95万
+30万

客先単価と給料の差=SESのマージン率

客先単価のうちSES会社が受け取る割合がマージン率、エンジニアに渡る割合が還元率です。 マージン率は業界全体で30〜40%が一般的(還元率60〜70%)で、企業によって19〜50%程度の幅があります。 客先単価70万円なら、マージン率30〜40%で月給額面は42〜49万円が目安です。

マージンの内訳(何に使われているか)、「還元率80%」の読み方、商流で重なる中間マージン、マージン率が低い会社の見分け方はSESのマージン率・還元率の平均と内訳で詳しく解説しています。

マージン率別・単価別 手取り早見表

客先単価からSES会社のマージンを差し引いた月給額面と、社会保険・所得税・住民税を概算控除した手取り早見表です。 マージン率は業界レンジ(30〜40%)を反映した3パターンで試算しています。

客先単価(月)マージン30%マージン35%マージン40%
50万円
35万 額面
手取り約27万
32.5万 額面
手取り約25万
30万 額面
手取り約23万
60万円
42万 額面
手取り約33万
39万 額面
手取り約30万
36万 額面
手取り約28万
70万円
49万 額面
手取り約38万
45.5万 額面
手取り約35万
42万 額面
手取り約33万
80万円
56万 額面
手取り約44万
52万 額面
手取り約41万
48万 額面
手取り約37万
100万円
70万 額面
手取り約55万
65万 額面
手取り約51万
60万 額面
手取り約47万

計算式:月給額面 = 客先単価 ×(1 − マージン率)/ 手取り = 月給額面 × 約78%(社会保険・所得税・住民税を控除した目安、扶養なし・東京都の単身モデル)。賞与の有無で年収は変動します。

自分の還元率を逆算したい場合はSES還元率 逆算ツール、フリーランス独立後の手取りはフリーランス手取りシミュレーションで精密に試算できます。

PR早見表の単価、自分の場合はどこに入る?

早見表はマージン率を仮定した試算です。実際の立ち位置を知るには、同じスキル・経験年数の案件が いま何万円で募集されているかを見るのが早道です。転職や独立を決めていなくても、相場の確認だけならすぐできます。

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SES単価を上げる具体的な5つの方法

SESエンジニアが客先単価を上げるには「スキル」「役割」「商流」の3軸でアプローチするのが基本です。 短期で効くものから中長期の戦略まで、5つに整理しました。

1

チームリーダー・サブリーダー経験を積む

+10〜20万円中期(半年〜1年)

技術力だけで単価を上げる伸び代には限界があります。プロジェクト内でレビュー担当・メンバー指導・進捗管理といったリーダー的役割を獲得すると、次回の単価交渉で月10〜20万円のレンジ移行が現実的になります。SES会社・エージェントの単価交渉で最も評価されるのは「上流・マネジメント経験」です。

2

高単価言語・領域へのシフト

+5〜15万円中期(学習3〜6ヶ月)

Java/PHPからGo・Rust・Python(AI/ML)・TypeScript+Reactといった希少性と需要の高い領域へ移ると、同じ経験年数でも単価が5〜15万円上振れします。副業や個人プロジェクトでポートフォリオを積むと、未経験領域でも案件参画のハードルを下げられます。

3

クラウド・インフラ系上位資格の取得

+10〜15万円短期(2〜3ヶ月)

AWS Solutions Architect Professional、Azure Solutions Architect Expert、Google Professional Cloud Architectといった上位資格は、クラウド設計・運用案件で単価アップに直結します。アプリ開発スキルと組み合わせると「フルスタック+クラウド」で更に評価が上がります。

4

エージェント・SES会社の乗り換え

+5〜30万円短期(1〜3ヶ月)

現在の所属が高マージン(40〜50%)の場合、低マージンSES会社(20〜30%)への移籍だけで額面が大きく改善します。フリーランス転換が選択肢にある場合は、エージェント経由(マージン10〜25%)で還元率がさらに上がります。複数エージェントに登録して提示単価を比較するのが最短です。

5

上流工程・フリーランス転換で商流を浅くする

+10〜40万円長期(1〜2年)

客先→元請→2次請→SES会社と商流が深いほど中間マージンが積み重なり、エンジニアの取り分は減ります。要件定義・基本設計などの上流工程に関われる案件、または元請け直案件・フリーランスで商流を浅くすると、同じスキルでも月10〜40万円の単価差が生まれます。

SES正社員 vs フリーランス転換時の単価・手取り比較

同じスキル・同じ案件でも、SES正社員とフリーランスでは中間マージンの構造が異なるため、額面(報酬)に差が出ます。 客先単価60万円・80万円のモデルケースで、額面と手取りの両方を比較しました。 手取りはSES還元率 逆算ツールと同じ計算ロジックで算出しています。

客先単価 60万円のケース
SES正社員(マージン35%想定)
月給額面 39万円 / 年間手取り 約365万円
月あたり約30.4万円
社会保険・厚生年金は会社折半 / 案件継続は会社が保証
フリーランス(エージェント経由・マージン15%想定)
月報酬 51万円 / 年間手取り 約376万円
月あたり約31.4万円(稼働11ヶ月・経費月5万円で試算)
手取りの差:年 +11万円
国民健康保険・国民年金は全額自己負担 / 案件継続リスクあり
客先単価 80万円のケース
SES正社員(マージン35%想定)
月給額面 52万円 / 年間手取り 約477万円
月あたり約39.7万円
社会保険・厚生年金は会社折半 / 案件継続は会社が保証
フリーランス(エージェント経由・マージン15%想定)
月報酬 68万円 / 年間手取り 約495万円
月あたり約41.2万円(稼働11ヶ月・経費月5万円で試算)
手取りの差:年 +18万円
国民健康保険・国民年金は全額自己負担 / 案件継続リスクあり

フリーランス転換でまず増えるのは額面(報酬)です。マージン率が35%→15%に下がれば、額面は月10万円前後増えます。 一方で手取りの差は年10〜20万円程度にとどまります。稼働できない月がある・国民健康保険と国民年金が全額自己負担・経費が実費という3点で、額面の増分がかなり食われるためです。 手取りが大きく変わるのは「独立して商流が浅くなり、客先単価そのものが上がったとき」です。

単価帯ごとの手取り内訳は単価別の手取り早見(50〜100万円)に、働き方そのものの比較はSES vs フリーランス徹底比較、独立後の詳細試算はフリーランス手取りシミュレーションで確認してください。

PR今の客先単価に中間マージンが乗っているなら

上の早見表のとおり、SESでは客先単価の30〜40%がマージンとして差し引かれます。 同じスキル・同じ現場でも、エージェント経由のフリーランスならマージン構造が変わり、手取りが月数万円単位で変わるケースがあります。 いますぐ動く必要はありません。まずは自分のスキルの実勢単価を、公開されている実際の案件で確認しておくだけでも判断材料になります(いずれも登録・確認は無料)。

※ 登録・案件検索は無料です。サービス詳細は各社のエンジニアルーム・IT Consultant Bank・FREENANCEの特徴まとめもあわせてご覧ください。

SES単価相場を知ることの重要性

SESエンジニアにとって、自分の客先単価の相場を知ることは、 キャリア戦略の第一歩です。客先単価がわかれば、現在の還元率が適正かどうかを判断できます。

自分の還元率を具体的に計算してみたい方は、SES還元率 逆算・手取り計算ツールをご活用ください。月給を入力するだけで、客先単価ごとの推定還元率がわかります。

また、フリーランスとして独立した場合の単価相場はフリーランス単価相場ガイドに、独立後の手取りが気になる方は、フリーランス手取りシミュレーションで試算できます。SES正社員とフリーランスの違いについては、SES vs フリーランス徹底比較も参考にしてください。

なお、フリーランスエンジニアとして独立すると、単価がそのまま手取りになるわけではなく、所得税・住民税・個人事業税・消費税・国保・国民年金を自分で管理する必要があります。 青色申告65万円控除や経費計上で手取りを最大化する方法は、フリーランスエンジニアの税金・確定申告ガイドにまとめています。

単価相場を確認したあとは、実際に公開されている案件で自分のスキルに合う単価帯を見るのが近道です。 常時5,000件超の案件を掲載し登録不要で照会できるエンジニアルーム(PR)を使うと、自分のスキルに近い案件の単価帯を把握できます。

上流工程・PMO・SAPコンサルなど単価80万円以上のレンジを目指す方で、 有名コンサルファームやSIerでの勤務経験がある場合は、 高単価案件に特化したエージェントIT Consultant Bank(ICB)(PR)の特徴まとめも参考になります。

データソース・出典

本ページのSES客先単価・還元率は、以下の公開データを2026年4月時点で集計・整理したものです。 各社の最新値は出典元で確認してください。

言語別・経験年数別SES単価
インフラ・クラウド
SES還元率・マージン率

※ IPA・経済産業省の公式統計ではSES客先単価・還元率の直接的なデータは公開されておらず、 本ページは民間エージェント・業界メディアの公開調査値を複数社比較して整理しています。 実案件の単価は時期・スキル組み合わせ・交渉力で変動するため、最終判断はエージェントの提示単価や実案件ベースで行ってください。