単価コンパス

SES還元率 逆算・手取り計算ツール

あなたの月給と客先単価(推定)を入力するだけで、還元率を逆算できます。 客先単価がわからなくても、複数パターンの推定結果を表示します。

本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。還元率・単価の数値は業界の公開情報を基にした目安で、実際の条件は各サービスでご確認ください。
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還元率を上げる道は、正社員のまま会社を変えるか、独立するかの2つです

独立後の手取りはフリーランス手取りシミュレーション、エージェントの詳細はエンジニアルームの特徴まとめもご覧ください。

SESの還元率とは?

SES(システムエンジニアリングサービス)の還元率とは、クライアント企業がSES企業に支払う客先単価に対して、エンジニアに給料として還元される割合のことです。例えば客先単価が60万円で月給が36万円なら、還元率は60%です。

SES還元率の業界平均

一般的なSES企業の還元率は60〜70%が相場と言われています。ただし商流が深い(2次請け・3次請け)場合は、 中間マージンが発生するため実質的な還元率はさらに下がります。 マージンの内訳や「還元率80%」の読み方はSESのマージン率・還元率の平均と内訳で詳しく解説しています。

還元率評価
80%以上非常に高い(高還元SES)
70〜80%高い
60〜70%業界平均
50〜60%低い
50%未満かなり低い(要注意)

還元率が低いと感じたら

還元率が業界平均を下回っている場合、高還元のSES企業への転職や、 フリーランスとして独立することで大幅な年収アップが期待できます。 まずは自分の市場価値を把握することが重要です。

フリーランスになった場合の手取り額が気になる方は、フリーランス手取りシミュレーションで具体的な金額を確認してみましょう。年収帯ごとに一覧で比較したい方は年収別 SES vs フリーランス 手取り早見表が便利です。独立後は税金・確定申告を自分で行う必要があるため、フリーランスエンジニアの税金・確定申告ガイドで青色申告・経費・節税の全体像も押さえておきましょう。

単価別の手取り・給料・年収 早見(単価30万〜200万円)

「客先単価◯◯万円なら、給料(月給)と年収はいくらで、手取りはいくら残るのか」を、 30万円から200万円までの19段階の単価帯ごとにまとめました。 SES正社員は還元率60〜70%(業界平均)、フリーランスはエージェント経由でマージン25%前後を想定した概算の目安です。税額・保険料は扶養や自治体、各種控除で変わるため、実額とは差が出ます。

客先単価別のSES正社員・フリーランスの給料・年収・手取りの目安
客先単価SES月給(給料)還元率60〜70%SES年収額面SES年間手取りフリー月報酬マージン25%フリー年間手取り
30万円18〜21万円216〜252万円約174〜202万円約22.5万円約143万円
35万円21〜24.5万円252〜294万円約202〜234万円約26.3万円約175万円
40万円24〜28万円288〜336万円約229〜266万円約30万円約206万円
45万円27〜31.5万円324〜378万円約257〜298万円約33.8万円約238万円
50万円30〜35万円360〜420万円約285〜330万円約37.5万円約269万円
55万円33〜38.5万円396〜462万円約312〜361万円約41.3万円約300万円
60万円36〜42万円432〜504万円約339〜391万円約45万円約329万円
65万円39〜45.5万円468〜546万円約365〜421万円約48.8万円約359万円
70万円42〜49万円504〜588万円約391〜451万円約52.5万円約388万円
75万円45〜52.5万円540〜630万円約417〜481万円約56.3万円約414万円
80万円48〜56万円576〜672万円約443〜510万円約60万円約440万円
85万円51〜59.5万円612〜714万円約468〜536万円約63.8万円約466万円
90万円54〜63万円648〜756万円約494〜562万円約67.5万円約491万円
100万円60〜70万円720〜840万円約539〜614万円約75万円約543万円
110万円66〜77万円792〜924万円約584〜664万円約82.5万円約595万円
120万円72〜84万円864〜1008万円約629〜714万円約90万円約646万円
140万円84〜98万円1008〜1176万円約714〜811万円約105万円約747万円
150万円90〜105万円1080〜1260万円約756〜859万円約112.5万円約798万円
200万円120〜140万円1440〜1680万円約952〜1067万円約150万円約1030万円

※ SESは賞与なし・社会保険(本人負担)15%・給与所得控除・基礎控除48万円・所得税累進・住民税10%で概算。 フリーランスは稼働11ヶ月・経費月5万円・青色申告65万円控除・国民年金・国民健康保険を差し引いた概算です。 いずれも目安であり、実際の手取りは契約形態・扶養・自治体・控除によって変わります。

単価30万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
18〜21万円
年収(額面)
216〜252万円
年間手取り
約174〜202万円

客先単価30万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給18〜21万円、賞与なしとして年収は216〜252万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約174〜202万円(月あたり約14.5〜16.8万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約22.5万円。稼働11ヶ月で年商約248万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約39万円・所得税と住民税 約5万円を差し引くと、年間手取りは約143万円(月あたり約11.9万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約31万円(フリーランスのほうが少ない)にとどまります。未経験入社から間もない層や、テスト・運用監視の常駐案件で見られる帯です。この単価では会社側の粗利を確保する余地が小さく、還元率が高くても月給は20万円前後にとどまります。還元率を上げる交渉より、担当工程を変えて単価そのものを動かすほうが先です。

単価35万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
21〜24.5万円
年収(額面)
252〜294万円
年間手取り
約202〜234万円

客先単価35万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給21〜24.5万円、賞与なしとして年収は252〜294万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約202〜234万円(月あたり約16.8〜19.5万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約26.3万円。稼働11ヶ月で年商約289万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約43万円・所得税と住民税 約11万円を差し引くと、年間手取りは約175万円(月あたり約14.6万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約27万円(フリーランスのほうが少ない)にとどまります。テスト・保守運用から開発の一部を任され始める段階の帯です。単価が5万円上がっても手取りの増加は月2万円台にとどまるため、この帯では「昇給額」より「次にどの工程へ移れるか」を条件交渉の軸にしたほうが効きます。

単価40万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
24〜28万円
年収(額面)
288〜336万円
年間手取り
約229〜266万円

客先単価40万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給24〜28万円、賞与なしとして年収は288〜336万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約229〜266万円(月あたり約19.1〜22.2万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約30万円。稼働11ヶ月で年商約330万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約47万円・所得税と住民税 約17万円を差し引くと、年間手取りは約206万円(月あたり約17.2万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約23万円(フリーランスのほうが少ない)にとどまります。実務1〜2年の若手に多い帯で、常駐案件の下限ラインに近い水準です。ここで還元率が5割を切っている場合、会社の間接費が重いか商流が深いかのどちらかである可能性が高く、契約書と支払明細の確認が先になります。

単価45万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
27〜31.5万円
年収(額面)
324〜378万円
年間手取り
約257〜298万円

客先単価45万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給27〜31.5万円、賞与なしとして年収は324〜378万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約257〜298万円(月あたり約21.4〜24.8万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約33.8万円。稼働11ヶ月で年商約372万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約52万円・所得税と住民税 約22万円を差し引くと、年間手取りは約238万円(月あたり約19.8万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約19万円(フリーランスのほうが少ない)にとどまります。若手が最初の単価アップで到達しやすい帯です。40万円台後半は求人票の「月給25〜30万円」と重なりやすく、額面だけを見ると適正に見えてしまいます。単価を聞き出して還元率で見ると評価が変わることが多い帯です。

単価50万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
30〜35万円
年収(額面)
360〜420万円
年間手取り
約285〜330万円

客先単価50万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給30〜35万円、賞与なしとして年収は360〜420万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約285〜330万円(月あたり約23.7〜27.5万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約37.5万円。稼働11ヶ月で年商約413万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約56万円・所得税と住民税 約28万円を差し引くと、年間手取りは約269万円(月あたり約22.4万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約16万円(フリーランスのほうが少ない)にとどまります。実務2〜3年前後の若手〜中堅に多い単価帯です。ここで還元率が5割台まで落ちると月給は25万円台になり、還元率の差がそのまま生活費に効いてきます。まず自社の還元率を把握したい帯です。

単価55万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
33〜38.5万円
年収(額面)
396〜462万円
年間手取り
約312〜361万円

客先単価55万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給33〜38.5万円、賞与なしとして年収は396〜462万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約312〜361万円(月あたり約26〜30.1万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約41.3万円。稼働11ヶ月で年商約454万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約60万円・所得税と住民税 約35万円を差し引くと、年間手取りは約300万円(月あたり約25万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約12万円(フリーランスのほうが少ない)にとどまります。50万円台後半は、単価テーブルの区切りにかかりにくく据え置かれやすい帯です。案件は変わっていないのに単価だけ上がっているケースもあるため、契約更新のタイミングで単価の推移を確認する価値があります。

単価60万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
36〜42万円
年収(額面)
432〜504万円
年間手取り
約339〜391万円

客先単価60万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給36〜42万円、賞与なしとして年収は432〜504万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約339〜391万円(月あたり約28.2〜32.6万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約45万円。稼働11ヶ月で年商約495万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約64万円・所得税と住民税 約42万円を差し引くと、年間手取りは約329万円(月あたり約27.4万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約10万円(フリーランスのほうが少ない)にとどまります。SESの案件数が最も多い価格帯で、Java・PHPなどの業務系開発の中心はこのあたりです。この帯から上げるには、スキルアップよりも「商流を浅くする」ほうが効きやすい傾向があります。

単価65万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
39〜45.5万円
年収(額面)
468〜546万円
年間手取り
約365〜421万円

客先単価65万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給39〜45.5万円、賞与なしとして年収は468〜546万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約365〜421万円(月あたり約30.4〜35.1万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約48.8万円。稼働11ヶ月で年商約537万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約68万円・所得税と住民税 約50万円を差し引くと、年間手取りは約359万円(月あたり約29.9万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約6万円(フリーランスのほうが少ない)にとどまります。60万円台後半はリーダー補佐や設計の一部を担い始める帯です。単価は上がっても等級が変わらないと月給に反映されないため、還元率が静かに下がり始めるのがこのあたりからです。

単価70万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
42〜49万円
年収(額面)
504〜588万円
年間手取り
約391〜451万円

客先単価70万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給42〜49万円、賞与なしとして年収は504〜588万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約391〜451万円(月あたり約32.6〜37.6万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約52.5万円。稼働11ヶ月で年商約578万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約72万円・所得税と住民税 約57万円を差し引くと、年間手取りは約388万円(月あたり約32.3万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約3万円(フリーランスのほうが少ない)にとどまります。クラウド・インフラ・モダンフロントなど需要の強い領域の中堅エンジニアが入りやすい帯です。額面が上がる一方で社会保険料・税率も上がるため、月給が7万円増えても手取りの増え方はそれより緩やかになります。

単価75万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
45〜52.5万円
年収(額面)
540〜630万円
年間手取り
約417〜481万円

客先単価75万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給45〜52.5万円、賞与なしとして年収は540〜630万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約417〜481万円(月あたり約34.7〜40.1万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約56.3万円。稼働11ヶ月で年商約619万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約76万円・所得税と住民税 約69万円を差し引くと、年間手取りは約414万円(月あたり約34.5万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約3万円(フリーランスのほうが少ない)にとどまります。70万円台後半は、同じスキルでも所属会社と商流で差が開きやすい帯です。エンド直請けと3次請けで実質単価が20万円以上変わることもあり、転職や独立を検討し始める人が増えるのがこの水準です。

単価80万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
48〜56万円
年収(額面)
576〜672万円
年間手取り
約443〜510万円

客先単価80万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給48〜56万円、賞与なしとして年収は576〜672万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約443〜510万円(月あたり約36.9〜42.5万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約60万円。稼働11ヶ月で年商約660万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約80万円・所得税と住民税 約80万円を差し引くと、年間手取りは約440万円(月あたり約36.6万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約3万円(フリーランスのほうが少ない)にとどまります。上流工程やチームリードを任され始める帯です。商流が1段深いだけで実質単価が10万円以上下がるため、還元率と同じくらい「何次請けか」が手取りを左右します。

単価85万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
51〜59.5万円
年収(額面)
612〜714万円
年間手取り
約468〜536万円

客先単価85万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給51〜59.5万円、賞与なしとして年収は612〜714万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約468〜536万円(月あたり約39〜44.6万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約63.8万円。稼働11ヶ月で年商約702万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約85万円・所得税と住民税 約92万円を差し引くと、年間手取りは約466万円(月あたり約38.8万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約3万円(フリーランスのほうが少ない)にとどまります。80万円台後半になると、単価の伸びに対して所得税の累進が効き始めます。額面の増加分がそのまま手取りにならないため、単価交渉と同時に控除・経費の使い方を考え始めるタイミングです。

単価90万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
54〜63万円
年収(額面)
648〜756万円
年間手取り
約494〜562万円

客先単価90万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給54〜63万円、賞与なしとして年収は648〜756万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約494〜562万円(月あたり約41.2〜46.8万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約67.5万円。稼働11ヶ月で年商約743万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約89万円・所得税と住民税 約103万円を差し引くと、年間手取りは約491万円(月あたり約40.9万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約3万円(フリーランスのほうが少ない)にとどまります。PM・PMO・SREなど代替の効きにくいスキルの帯です。SES正社員のままだと給与テーブルの上限に当たりやすく、単価が上がっても月給が頭打ちになる(=還元率が下がる)ケースが出てきます。

単価100万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
60〜70万円
年収(額面)
720〜840万円
年間手取り
約539〜614万円

客先単価100万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給60〜70万円、賞与なしとして年収は720〜840万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約539〜614万円(月あたり約44.9〜51.2万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約75万円。稼働11ヶ月で年商約825万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約97万円・所得税と住民税 約125万円を差し引くと、年間手取りは約543万円(月あたり約45.2万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約4万円(フリーランスのほうが多い)にとどまります。大手直請けやコンサル系の上流案件が中心の帯です。等級上限の影響で還元率が下がりやすく、正社員のままでいる場合と独立した場合の差が最も開きやすい単価帯です。

単価110万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
66〜77万円
年収(額面)
792〜924万円
年間手取り
約584〜664万円

客先単価110万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給66〜77万円、賞与なしとして年収は792〜924万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約584〜664万円(月あたり約48.7〜55.3万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約82.5万円。稼働11ヶ月で年商約908万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約105万円・所得税と住民税 約148万円を差し引くと、年間手取りは約595万円(月あたり約49.5万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約10万円(フリーランスのほうが多い)にとどまります。100万円を超えると、SES正社員の給与テーブルで受け止めきれる会社が限られてきます。単価が上がった分が賞与や決算賞与に回され、月給ベースの還元率としては下がって見えることがある帯です。

単価120万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
72〜84万円
年収(額面)
864〜1008万円
年間手取り
約629〜714万円

客先単価120万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給72〜84万円、賞与なしとして年収は864〜1008万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約629〜714万円(月あたり約52.4〜59.5万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約90万円。稼働11ヶ月で年商約990万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約113万円・所得税と住民税 約171万円を差し引くと、年間手取りは約646万円(月あたり約53.8万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約17万円(フリーランスのほうが多い)にとどまります。PM・アーキテクト・データ基盤など、代わりの立てにくい役割の帯です。この水準では単価が上がっても社会保険料の増え方は頭打ちに近づく一方、所得税の累進は効き続けるため、手取りの伸び方が単価の伸び方より鈍くなります。

単価140万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
84〜98万円
年収(額面)
1008〜1176万円
年間手取り
約714〜811万円

客先単価140万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給84〜98万円、賞与なしとして年収は1008〜1176万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約714〜811万円(月あたり約59.5〜67.6万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約105万円。稼働11ヶ月で年商約1155万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約126万円・所得税と住民税 約222万円を差し引くと、年間手取りは約747万円(月あたり約62.3万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約33万円(フリーランスのほうが多い)にとどまります。コンサルティングファーム経由や、専門領域の技術顧問に近い契約で見られる帯です。SES正社員として受け取るより、業務委託・法人化を含めた受け取り方の設計で手取りが変わる領域に入ります。

単価150万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
90〜105万円
年収(額面)
1080〜1260万円
年間手取り
約756〜859万円

客先単価150万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給90〜105万円、賞与なしとして年収は1080〜1260万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約756〜859万円(月あたり約63〜71.6万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約112.5万円。稼働11ヶ月で年商約1238万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約126万円・所得税と住民税 約253万円を差し引くと、年間手取りは約798万円(月あたり約66.5万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約42万円(フリーランスのほうが多い)にとどまります。常駐の単価としては上限に近い水準で、募集自体が少なく紹介経由が中心になります。稼働率が下がるリスクも同時に上がるため、単価の高さだけでなく契約期間と継続性を見る必要がある帯です。

単価200万円の手取り・給料・年収

給料(月給)
120〜140万円
年収(額面)
1440〜1680万円
年間手取り
約952〜1067万円

客先単価200万円の場合、SES正社員の給料は還元率60〜70%で月給120〜140万円、賞与なしとして年収は1440〜1680万円が目安です。ここから社会保険料・所得税・住民税を引いた年間手取りは約952〜1067万円(月あたり約79.4〜88.9万円)になります。

同じ単価をフリーランス(エージェント経由・マージン25%前後)で受けた場合、報酬は月約150万円。稼働11ヶ月で年商約1650万円となり、経費60万円・国民年金と国民健康保険 約126万円・所得税と住民税 約433万円を差し引くと、年間手取りは約1030万円(月あたり約85.9万円)が目安です。

還元率60%のSES正社員と比べると、同じ客先単価での年間手取りの差は約78万円(フリーランスのほうが多い)にとどまります。エグゼクティブクラスのアドバイザリーや、短期の技術支援など特殊な契約で見られる帯です。SES正社員の給与テーブルではまず受け止められないため、実質的に独立・法人化を前提とした水準になります。

30万円から200万円まで19の単価帯を並べると、同じ客先単価どうしの比較では、単価100万円前後を境にSES正社員とフリーランスの有利・不利が入れ替わることが分かります。単価50万円以下ではフリーランスのほうが年間手取りは少なく、 70万〜90万円台ではほぼ横並び、100万円前後からフリーランスが上回っていきます。 フリーランスの額面(取り分)は25%ほど増えるのに低単価帯で逆転しないのは、稼働できない月・国民健康保険・経費の実費で目減りするためです。 逆に高単価帯で差が開くのは、経費や国民健康保険のように定額・上限のある負担の比重が下がり、額面の差がそのまま手取りの差に出てくるからです。 いずれにせよ差が大きく開くのは「独立して商流が浅い案件に入り、客先単価そのものが上がったとき」です。 自分のスキルでいくらの単価が提示されるかはSES単価の相場で確認できます。年収帯ごとに手取りを並べて比べたい場合は年収別 SES vs フリーランス 手取り早見表、独立後にかかる税金・社会保険の全体像はフリーランスエンジニアの税金・確定申告ガイドが参考になります。

SES正社員とフリーランスの「取り分」の違い

SES正社員の場合、客先単価がいくらかは通常知らされません。月給は会社が決めた固定額で、「還元率」は結果的にそうなっているだけです。 だからこそ、月給から還元率を逆算して「会社にいくら抜かれているか」を把握することが重要です。

一方、フリーランスの場合は案件の単価が提示されることが多く、SES正社員より取り分を把握しやすい傾向があります。ただしエージェントのマージン率は非公開の場合もあります。

SES正社員フリーランス
客先単価の開示されないことが多い案件単価は提示されることが多い
取り分の決まり方会社が決めた月給(固定)客先単価 − マージン
エンジニアの取り分50〜70%が相場75%前後が相場(マージン平均25%※)
マージンの透明性ない(会社の裁量)エージェントにより異なる(非公開も多い)

※ エージェントのマージン率は業界平均20〜30%をもとに25%で記載。エージェントにより10〜30%程度の幅があります。

例えば客先単価60万円の場合、SES(還元率60%)なら月給36万円、 フリーランス(マージン25%※)なら報酬約45万円と、同じ客先単価でも手元に残る金額が大きく異なります。フリーランスの手取りをより詳しく知りたい方は、フリーランス手取りシミュレーションをご活用ください。

商流の深さと還元率の関係

SES業界では、エンド企業から直接案件を受ける「1次請け」と、間に別の企業が入る「2次請け」「3次請け」で、 エンジニアの手元に届く金額が大きく変わります。 商流が1段深くなるごとに中間マージンが発生し、実質的な還元率が10〜15%下がるケースも珍しくありません。

商流エンド単価80万円の場合SES企業への支払い月給目安(還元率65%)
1次請け80万円80万円約52万円
2次請け80万円約65万円約42万円
3次請け80万円約55万円約36万円

同じスキルで同じ仕事をしていても、商流の深さだけで月給が10万円以上変わる可能性があります。 自社がエンド企業から何次請けなのかを確認することは、還元率と同じくらい重要なポイントです。

SESの客先単価を知る方法

多くのSES企業は客先単価を開示していませんが、以下の方法で推定することができます。

  • 自社に直接聞く — 最近は「単価開示」を売りにするSES企業も増えています。聞いて教えてくれる会社は、還元率にも自信がある傾向があります。
  • フリーランスエージェントの公開案件を確認する — 同じスキルセット・経験年数の案件単価を見れば、自分の客先単価の相場がわかります。
  • 同業者やSNSで情報収集する — X(旧Twitter)やQiitaなどで、同じ技術領域のエンジニアが共有している単価情報を参考にできます。
  • スキル・経験年数から相場を推定する — 例えばJava経験3年なら50〜60万円、AWS+インフラ経験5年なら70〜85万円が目安です。

SESの還元率を上げるためにできること

現在の還元率に不満がある場合、以下のアクションで改善が期待できます。

  • 高還元SES企業へ転職する — 還元率80%以上を明示している企業も存在します。単価開示・還元率開示をしている企業は透明性が高く、交渉もしやすいです。 客先常駐そのものから離れたい場合は、社内SEの求人に特化した社内SE転職ナビ(PR)で求人を探す方法もあります。
  • スキルアップで単価を上げる — クラウド(AWS/GCP)、コンテナ技術、上流工程の経験があると単価が上がりやすく、同じ還元率でも手取りが増えます。
  • 商流の浅い案件を狙う — 1次請け案件に入れるSES企業を選ぶことで、中間マージンを減らせます。
  • フリーランスへ独立する — 還元率(取り分)を80〜90%に大幅アップできます。独立後の手取りはフリーランス手取りシミュレーションで確認できます。案件探しは28年の実績があり常時5,000件超の案件を掲載するエンジニアルーム(PR)が便利です。